スタートラインに立ちはだかる3つの関門

信頼するかかりつけの医師から体外受精をすすめられた私。
自分の本当の気持ちに気付いた今、体外受精を視野にいれての準備。
まず、準備段階で3つの関門を突破しないといけないことに。

第1の関門:通院についての問題

体外受精が選択肢になかった私は、全く無知の状態でした。
かかりつけの医師に「体外受精を始めるなら、また来ます」と伝えると、思ってもいない返答が。

「うちではやっていません。病院を探すところからですよ。」
「へ???」

私が住んでいる所は小さな町で、都市部に出ないと体外受精をしている病院はなかったのです!
どんなに近くでも少なくとも高速バスで片道2時間弱はかかります。
そこから地理も分からない都市部の病院探しが始まります。

そうなのです。スタートラインに立つ前に、まず物理的な距離の問題があったのです。

地方にお住まいの方、要注意です!

第2の関門:仕事と両立できるか問題

私は仕事をしています。
ここでは2つの心配事がありました。

1つ目は、少し特殊な仕事内容で、私が担当する仕事を休みの間誰かにしてもらう事はできません。
治療を始めたら、都市部で働いている人とは違い、治療の日は通院時間にかなりの時間を要するので1日がかりになり、時間単位で仕事を休むことが不可能になります。
なので、休みを本当にとれるのか想像がつきませんでした。

2つ目は、休みをしょっちゅう取ると、必ず周りの同僚が気にかけてくれることになるので、やはり治療をしていることを全員に言わなくてはいけないのか、ということも気にかかりました。
年齢が年齢なので、できれば誰にも知られず治療をしたかったのです。

第3の関門:夫にどう切り出そう・・。理解してもらえるか

前回書いたとおり、夫婦二人の妊活方針は「体外受精はしない」ということで落ち着いていました。
今までも何度か話題にあがる度にこの結論でお互い納得してきました。
なので、夫の意志がはっきりわかっている以上、どう切り出そうか・・一番不安な関門でした。

この3つの関門をどう突破しよう?

スタートラインに立つことすら簡単でない状態。
でも当時を振り返ると、本当に私は今の状況から抜け出したかったのだと思います。
「問題山積で無理かも」なんて思いもつきませんでした。
「どうやったら突破できるか」その想いしかなく、その想いだけで動いていました。

そんな私がまず手を付けたのは、第1関門。
それが終われば第2関門と第3関門を同時に進めていこう、ということでした。

では、私のドタバタ突破は、次回にお伝えします!

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