治療開始にあたり、まったくイメージの出来ていない夫と二人、まずは説明会に参加することにしました。
オンライン説明会に参加
全く無知な私たち夫婦は、”都会でしか出来ない治療”という事に、(俗な言い方ですが)かなりビビッていました。
なので、まず説明会に参加しよう、ということになります。
折りしもコロナ禍中。
アナログ人間の私でしたが、この災いが転じてZOOMなども出来るようになっていました。
私のような地方在住だと、説明会に参加するだけで通院に往復半日近くかかるので、時間とお金の事を考えると本当にオンライン説明会はありがたかったです。
お!顔出ししなくていいんだ!!
私たちが参加したオンライン説明会は、これから不妊治療を始めるか検討している人や、病院選びをしている段階の人向けのものでした。
参加者が顔出しする必要が無かったことも(この業界の説明会では当然のことなのかもしれませんが)、『プライバシーを守ってもらっているなあ・・』と安心できました。
そうなんです。高齢と言われようが、知らない世界の事は右も左も分からないのです!
何も知らないからただただ不安で、『オンラインしてる時、たまたま知っている人が私を見つけて身元がバレたらどうしよう!?』なんてあり得ない事まで想像なんかして(笑)、勝手に過剰に防衛本能が強くなったりしていました。
もう説明会の数日前から心臓バクバクで不安だらけだったからこそ、「顔出しはしなくてよし」「分からない事はライブ中チャットに書き込んで」と言われただけで、『守られてる~!』と勝手に安心感を抱いていました。
説明会の内容
最初に医師が体外受精について20~30分画像を交えながら説明をしてくださり、そこから質問をチャットに書き込む形でした。
夫はこの説明会で初めて不妊治療に関する様々なデータを見ることになりました。
特に40代以降の急速な体外受精成功率の低さを数値で見て愕然としていました。
もう二人ともこんなレベルでした(笑)
その後、チャットに書き込まれた質問はその場で読み上げられ医師が回答して下さる感じです。
私はここでも年齢面・地方在住のことを挙げて質問すると「今すぐ治療を開始してください」「遠方からも通院をよくされています」との回答でした。
たったこれだけの質問でも丁寧に医師が答えてくださったことは、不思議と不安が取り払われ前向きに(しかも早急に)検討したいと思えるようになりました。
医師の回答から、遠方の患者対応にも慣れている病院である空気感が伝わり、これも収穫の1つでした。
オンライン説明会終了後、(今回説明会に初めて参加したので)比較するのに他の病院の説明会も参加するか夫に聞かれましたが、私は空気感が伝わりイメージが湧いたので即決しました。
私の場合、「年齢的にすぐに始めてください」とどこの医師にも言われていたので(笑)、また私自身が直感で選択するタイプだったので、あまりごちゃごちゃ時間をかけず、「直観が間違っていたらまたその時病院を変えたらいいや」くらいの感覚で選びました。
初めての経験なので、自分に合う・合わないはやってみないと分からないですしね・・。
ただじっくり慎重派の方は、他との比較をすることで、より自分が病院に求める条件が明確になるので3院くらいまでなら検討の余地ありかと思います。
病院が近くの人は実際行って説明会に参加する方が、より病院の雰囲気を体感できるので良いかもしれません。
ただ説明会に関しては、私はオンラインだけで充分でした。診てもらうわけではないので私の身体が必要ではないし、わざわざ遠方からお金と時間を使って行く必要はないです。
またそれ以外にもオンラインの利点は、他の参加者と顔を合わせなくてもよいこと、家でのんびり参加できることもあります。オンラインでもある程度は病院の雰囲気がつかめました。
どちらの方法にせよ、まずは説明会に参加することをお勧めします!
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